大山参加記

気を取り直して参加記。
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朝起きて眼下を見下ろすと、路面はぬれている。ぽつぽつ落ちてもいるようだ。
でも天気予報を信じて、回復を願いながら出発。
現地に着いて、早々にsuzukiさん、M山さんと落ち合うことができた。3本ローラーで手放しするsuzukiさんって・・・。TTは3本に乗ったこともない。
すこしガスって、時折小雨も降るが、スタート頃にはほぼ雨は上がったよう。スタートグループは20人区切りの時差スタートで、われわれ3人は主催者の配慮?により同グループ。
出発直後の濡れた下りカーブを慎重にこなし、たつもりだが、大山寺を抜けることには前グループに追いつく。桝水原までは下り基調のアップダウン。調子はいいが、その分あまり苦しくないのに心拍は90%近くにまでなっている。過去の経験で90%オーバーで走ると、ほどなく足がつってオシマイになるので、抑えて超えないようにする。ちょっとずつ離れていくsuzukiさんを我慢して見送る。桝水原からは長い直線主体の下り。スピードも上がり一時70km/hをオーバー。濡れた下りではちとやばいなあ。
途中で左折し、広域農道を南に向かう。この道は昔さんざんバイクで走った道。下りの次が短い上り返しなのか、長い上りなのかだいたいわかるので、メリハリがつけやすい。この頃から晴れ間も見え始め、後半はいい天気。気候もちょうどよく、気持ちよかった。
御机からは上りヘアピンの連続。足がピクピクし始めたので、怪しくなったらダンシングしてその兆候を逃がすことを繰り返し上っていく。ヘアピンが終わって軽く平坦の後も直線の上り。やっと第1チェックポイントの国民休暇村へ。ここでバナナを食べ、どら焼き1ついただいてすぐに出発。
出てすぐの上りもきついが、それをこなすと下りになる。地蔵峠を過ぎ、さらにワインディングの下りで大平原へ。ここで追いついてきた方と高速のローテーション。ただこれが足に来て、1車線舗装林道に左折してそこを上る頃にはゆっくりペースでないと足がもたない。よろよろ走りで第2ポイントの船上山へ。足攣りにすこしでも効けばと梅干をたくさんもらい、ボトルに水を補給して出発。
林間のワインディングのアップダウンをこなし、いよいよ香取の坂。上り直線が見えている分気分的にきつい。シッティングだと絶対足が攣るので、へろへろダンシングで上り、たまに腰を休めるため座って10回転ほど回しまた立ち上がるを繰り返す。一昨年はまだこういったテクニックを使えなかったので、この直線の途中で足を攣って、最後がジリ貧だった。
最終ポイントでも梅干をもらい、最後のゲレンデ坂を上がる。一度平坦ぽくなって、「もう下りか?」と思ったがあとひと上りあってめげたりしながらも無事ゴール。3時間46分余りだった。と、とっくにゴールしたと思っていたsuzukiさんが直後にゴール。話を聞くとミスコースで遠回りされたそう。それでもほぼ同タイムか・・・。
しばらくしてM山さんも無事ゴールされ、皆何事もなく(ではなかったか)「サイクリング」を終えることができた。確かにレースではなかったが、精一杯。
早々に帰り支度をして帰途につくと、最終ポイントに岡山のチームNaturalのみなさんの一団が。今回はそろってサイクリングモードで走られたみたい。つるさん、じんさん、お疲れ様でした。
後半は足がリミッターになって、心拍は楽だがペースが上げられなかった。長時間イベントになるといつもそう。距離は走っているので心肺持久力はまずまずあるみたいだが、足の絶対筋力と筋持久力が足りない。今後のレースに向けてはこのあたりに絞った強化をしたい。そういえば筋トレ走やソリア領域のインターバルをサボっている。いかんなあ。