惨敗

さて、良く晴れた今日は鳥取県自転車競技選手権大会。
iTTが1年の中で最も主たるレースに位置づけている大会である。
今年はシーズンインしてから好調で、自己記録を狙って臨んだのだが・・・・
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5月くらいになると早起きになる自分。今日も凪ぎならまず海へ・・とも思っていたが波は高い。
仕方なく(オイオイ)5時過ぎからちょっと体を起こしておこうと3号で足を回しに出る。十六本松往復で12km。
ゆっくり準備して出発しても、やはり早く現地に着いてしまうのは例年通り。例年と違うのは泊小学校の周りが車だらけなこと。どうやら地区の清掃活動らしい。それも皆さんがつく頃には撤収されて、いつものメンバーがそろう。
今回は、登録クラス(12周)がDekiさん、A田くん。
未登録クラス(6周)がhayashiさん、nakaoniくん、kumaさん、tsuneくん、H本さん、K村会長、H原くん、kikohshiさん、iTT。
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まずはローラーアップを20分強。あとはスタート集合の前に、坂を重ギアで走り足に刺激を与えておく。
号砲でスタート。最初の坂で乳酸が溜まるが予想ほどではなく、ピークに達する頃にはセカンドグループの先頭付近。
hayashiさんとnakaoniくんはトップグループで行っちゃった。
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1周目最後の下りには、5-6番手で入るが、利を生かして途中で先頭に出る。
でもなんでペタ伏せしない人が多いんだろう?
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上りで何人かにパスされるのは想定通り。おっとここにkikohshiさんもいる。なんとか上りで離されないようにくらいつく。
その後も2周目までは上りで少し差をつけられ、下りで盛り返すことを繰り返す。
3周目に入る頃にはHBRのゼッケン58の方とランデブー。というか牽いてもらう場面が多いか?で、気がつくといつの間にか3人になっている。下りのペースでkikohshiさんも引き離した模様。
しめしめこれなら・・と思っていると、4周目、下りに入る前のダラ上りで左ふくらはぎが攣る。回しながらごまかそうと思ったが、足が曲がると強く攣るのでムリ。なんとか下りまでたどり着きたかったが、止まるしかなくなってしまう。しばらく悶絶して再スタート。この間にkikohshiさんに抜かれた(と思う、記憶あいまい)。次の上りはダンシングでごまかすが、そういえば攣った瞬間、ダンシングでやり過ごせば止まることはなかったのでは?ということに気がつく。そんなことも思い出せないくらいテンパってたのか・・。
ダンシングを多用しながらなんとか足を落ち着けていくが、とにかく攣るのが怖くて力を掛けられない。次の5周目はだましだましやり過ごすが、最終周に入った小学校グラウンド上りにかかったところで、今度は右ハムが攣り、止まったショックで左内転筋も同時に攣る。止まって悶絶する間にtsuneくんにも抜かれる。かなり長く止まってから、またヨロヨロと走り出す。さらにH原くんにも抜かれるが、やはり攣りそうで力を入れることができない。
下ってからの最後の上りも這うようなペースで。最後もスパートするでなく走ってたら、ゴール直前、とどめに高校生女子に抜かれた・・orz。どうしようもないな。
記録は1:09'20"
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ということで、自己新どころかこのコースのワースト記録を樹立してしまった。
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さて、いいわけと来年に向けてのメモをしておこう。
1.最近調子が良かったせいで、自分が「攣る人」であることをすっかり忘れていた。持っていった「コムレケア」も飲み忘れ、練り梅も舐めていないことがなめてる。ボトルに食塩振っておくのも忘れてた。
2.なまじ調子がいいものだから、上りで踏めてしまった。ふつう敵わないはずのkikohshiさんに着けたこと自体、実力の走りを超えていたことに気がつくべき。
3.自分のエンジンのタコメーターたる心拍を見ていなかった。ちゃんと見てたら、「この強度では最後まで保たない」という判断もできたはず。
4.後で聞いたら、他の人もボトル1本を消費していた。ということは汗かきの自分は脱水になっていたということになる。来年は2本持つかハイドレ担ぐかだな。
5.走るのに必死で、ラップを取っていなかった。取っていれば参考になったはず。これも来年は実行したい。
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未登録優勝は59分切りでhayashiさん。ちょっともうこのコースでは敵いそうにない。
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登録優勝はぶっちぎりでDekiさん。もうなんというかなんともいえません。
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さて、その後はツールド大山に参加しているマルヨン改くんを応援しに(冷やかしに?)大山寺に向かう。博労座に車を置いて、まずは腹ごしらえ。その辺の店でカレーうどんを食す。
で、香取方面に軽快に下る。程なくトップの人とすれ違い、その後もどんどん上ってくるサイクリストが。みんな1周してきてがんばって上っているのに、楽ちんで下っているのが悪い気がする。と、ナチュラルのつるさん発見。今回は真面目に走る宣言をされていたが、さすがに速い。その後もSholow'sのswdさん、あさひこさんらとすれ違う。船上山からの合流ポイントから数百m下ったところで無事マルヨン改くんを発見。近くにはマッシャーさんも。ここからマルヨン改くんのペースに合わせて回復走。
香取の坂は無事クリアして最後のチェックポイントへ着き、ここで長めの休憩。最後の走りにリスタートすると、おいおいなんだかペースが速くないかい?と思っていたら、やっぱりやっちゃいましたよマルヨン改くん、足攣り。
数時間前の自分と同じ、自転車にまたがったまま悶絶して耐えるの図。わかる、わかるぞその苦しみーー。
しばらく回復に努め、あとは本当にゆっくりゴールを目指す。この構図も何年か前のツールド大山で、自分自身が経験していること。
やがてピークを越え、めでたくゴール。マルヨン改くんの仲間が待っている。
しばらく雑談した後、家庭平和を目指して先に帰途につかせてもらう。最後までおつきあいできずにすいません。
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ということで、いくつになってもクレバーな走りとはほど遠いお調子者のiTTはこれ以上ない惨敗。
この教訓が来年に生かせればいいのだが。
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県ロード参戦のみなさん、ツールド大山参加のみなさん、お疲れ様でした。
どちらも事故なく、好天の一日を楽しめたので良かったですね。