西チャレリポート

16日(土)は好天に恵まれたが、この日は留学から帰ってきた娘の引っ越し。
レンタの1BOXに荷物満載で一路神戸へ。トンボ帰りで戻ってきたのが17時前。
走ろうと思ったら走れるが、レースに備えてがまんする。
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開けて西チャレ当日。
ゆっくり準備して、8時にいつものカインズマック前でnakaoniくんを積み、一路広島空港へ向かう。
11時過ぎには現地に着き、タカボさん、ツム兄さん、ガリバーさん、S藤さんとご挨拶。
Dekiさん参戦のA-Eクラスのスタートに間に合い、声を掛けてスタートを見守る。
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しばらくしてnakaoniくんがアップに入るが、自分はスタートまでまだ3時間近くあるので手持ちぶさた・・。
間に合いそうなので、A-Eクラスのゴールを見に行く。レースはマトリックスが支配して、ゴールはチームで仲良く・・ちょっと盛り上がりに欠けた。
Dekiさんはメイン集団ゴール。
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戻ってちょっと早いがアップを始める。今年は日差しもあり暖かく、すぐに汗がぽたぽた(実は寒くても一緒だったりするけど)。一度心拍90%オーバーまで上げて、ゆっくり戻して30分強で終了。
着替えて、これも早い気がする(まだ1時間以上ある)が、スタートに並びに行く。昨年はスタート位置がゴールより300m手前に設定されていたが、今年は一昨年までの位置=ゴール付近に戻っている。
服装は上が薄手長袖アンダーにジャージ、下はビブにニーウオーマーを選ぶ。体が冷えないように上着だけ羽織って並ぶ。昨年はスタートまでに体がかなり冷えたが、今年は大丈夫だった。
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近くに並んだ中学生2人組。話をするうちになんか見覚えが・・・そのうち1人は、昨年最後にからんだ子だった(過去記事参照)。昨年思った「若いんだから余力があったらゆるめず最後まで力をぬいてはいけない」というアドバイスを直接できてよかった(?)なんせ年齢はおいらの1/3にもならない。伸び盛りでウラヤマス・・。実際今回は先頭集団と第2集団の間の10位ちょっとでゴールしてたし。
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さて並んだままでB3のゴールを見守る。2周目まで先頭集団内にいたnakaoniくんだったが、3周目の上りでチギれたそうで、少し後ろで単独ゴール。
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さて、いよいよスタート。並んだときは3列目だったが、前が詰まる関係でフロントロー右端という絶好の位置になってしまった。
クリートも一発ではまるが、やはりちょっと弱気で、がむしゃらには踏まずに10番手くらいで下りに入る。自分も含めてまだレースの下りを思い出していない人が多いのか、あまり安定しない感じで、ちょっと危険のにおいがする。案の定途中で、右少し前に居る人が落車!ハイサイドっぽい痛そうなコケ方だったが大丈夫だろうか?
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とりあえずレースは進む。我ながら踏み方にムダがあり、下りきる前に結構一杯感が漂ってきたので、ちょっと押さえて呼吸を整えるように努めて三段坂突入。この時点で先頭集団からこぼれつつある集団内にいる。いつも通り周りより上りのペースが遅く、じりじりと遅れるがここは三段目終了までに力尽きないようペースを調整。
2段目の途中で小集団の右側を走っていると、「左いきます」という声が聞こえ、左端を上がっていく選手が・・タカボリーダーだ!抜かれたときかなりいいペースだったので、このまま離されてサヨナラかとも思ったが、程なくペースが落ち着いたので、射程内に捉えながら進む。スタート位置は自分よりかなり後ろだったのに、やるなぁ。予定ではRISOジャージの背中の大山イラストを見せつけられないように頑張る予定だったが、その後ゴールまで1周半、たっぷり見せつけられた。
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平坦と下りの利を生かして、最終のWヘアピンまでには、タカボさんに追いつき、ランデブー。
2周目に入ると、前から落ちてくる人を吸収し、上りに入る頃には一緒に第2集団を形成。しかしやはり上り力に差があり、2段目で集団最後尾に。そして前を走る人が中切れしたとき、その前に出るかどうか迷い、結局出ずに一緒にちぎれる。結果下りに入ったところで集団から80mくらいの差。これであきらめたら終了なので、下りと平坦を単独でもがく。集団は最後の勝負掛けに備えてペースが上がらなかったらしく、なんとか下りきる直前に追いつくことができた。
さあ、Wヘアピンをこなし最後の直線!しかし足を溜めた皆さんに、追いつくのに消耗した状態で敵うはずもなく、最終コーナーの立ち上がりであっさり置いていかれる。タカボさんはその集団の先頭付近。
同じように集団からチギレたトレックの方と並走で競うが、じりじりと前に出られてしまう。そこで作戦変更。粘らず後ろに潜り込み、7秒間休んでから横に出て最後の50m弱をスプリント(とは見えないほどのヘタレペースだったのは間違いないが)し、先着。
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結果は42分59秒9の24位。タカボさんは8秒前の15位でゴール。負けた・・・。
最後に競ったのは、同じ鳥取県(米子)で、タカボさんたちの知り合い。確か県内大会でもお会いしたことのあるハタさんだったことが判明。紹介されて、健闘をたたえ合う。小学生のお嬢さんもレディースクラスに参戦されている。
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過去と比較すると、ベストの2011年の記録から30秒遅れ。タカボさんに目標になっていただき、なんとか粘りきることができたが、終ってみれば「死にものぐるい」感には欠ける。2周目の上りは、がむしゃらに集団からちぎれない努力をすべきだった。
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スタート前、近くで雑談をしていた人の台詞の「人について展開しようと思ったらダメ。自分でレースを作らないと絶対やられる」というのを横で聞いていた。まさにその通り。
後で見たnakaoniくんに撮ってもらった写真でも、1周目の終わりでタカボさんの方が苦しそうな表情をしている。自分の表情を思い浮かべてみると、そこまでの必死さはなかったのではないか?
何度もレースに出ているが、何度もこの「後のことを考えてぎりぎりで楽な方を選択して」しまい「あと10秒をがんばりきれなかった」後悔を繰り返している。とくにこの西チャレでは。もっとハートを鍛えないと・・。
で、ハートはチーム練でのもがき切りや、個人練のインターバルで自分に負けないことでしか鍛えることはできない。またやり直しだな。
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そそくさと撤収し、帰途につく。夕食はnakaoniくんと津山イオン内で中華。消耗した体に栄養素が染みこむよう。おいしゅうございました。
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帰宅して落ち着くと、のどや気管支にちょっと違和感。これは風邪とかではなく間違いなく花粉ダメージ。勿論目もカイカイ。今回はたっぷり浴びたはず。
そして・・・・風呂に入ったときの体重はまさかの74kg!やはり上れるようになるためには・・(以下略)
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<色々と備忘録>
ホイールはEA90-SLX。タイヤはプロ4、エア圧はF:7.3、R:7.5でコーナリングは良かった。クランクは172.5mmでアウターは正円の50T、インナーは楕円の36T。スプロケは12-25T。上りで12km/h台まで落ちているので、インナーは34Tにしておくべきだった。平坦と下りでは悪くなかったので、やはりアウター正円は正解なのではないか?
食事:固形物摂取は3時間前までに。あとはドリンクとゼリー類。昼は暖かかったが、レース開始頃には曇ってひんやりしてきたので暑さは感じなかった。気候的にはベスト。スタート直前は暖かいレモンドリンクをちびちび。レース中はドリンクを300cc程しか飲まず(飲めず?)。それでも足攣り気配が皆無だったのは上出来。
今シーズンは冬場から積極的に中強度トレを入れ、直前には2回、円通寺坂インターバルをやった。坂でのペース配分の適正化やもがく自信の裏付けとして、一定の効果があったように思う。