若杉HC、今年はフルコース

今朝も早く目が覚めたが、海は荒れていてマズメ釣りは無し。ゆっくり準備して、カインズマックで100円マック&珈琲を買って鳥取道に乗る。そして粟倉には当然40分ほどで着く。
でもすでに駐車場には結構な数の車。で、予報の割には天気も良くなく、雨が降ったり止んだり。
先着されていた2台隣のマッシャーさんにごあいさつ。つるさんの車も割と近くに。keroro-tcrさん、どりもぐさんとも無事合流。
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そろそろアップ走にでようかと、ストレッチしてるマッシャーさんと雑談していると、足下から爆発音!!
5分ほど前に9気圧まで上げたリアタイヤがバースト。ああ、お高いラテックスチューブが死亡・・(涙)
どっか少しだけ噛み込んでいたのか?それともリムフラップのズレ?
でも、修理が間に合わないタイミングで無かったのは不幸中の幸い。時間の余裕は充分にあるので、ゆっくりとラテックスより40g(も)重いビットリアのノーマルチューブに交換。ああ、これで15秒(推定)損した(笑)。
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開会式までの20分ほど近くでアップ走。ちょっと強めに踏んでも、乳酸が溜まる感触は少なく、コンディションはまずまずみたい。
開会式に行って、マッシャーさんを見つけて声を掛けると「DNS決定ですわ」と!?
なぜーー、と思ったら、ディレラーハンガーの取り付け部=カーボンフレームの方がもげた!!とのこと。
おいらのチューブ爆発でも充分なネタなのに、それを上回る大ネタすぎるし・・
もうこのフレームダメか・・というマッシャーさんに、「カーボンドライジャパンなら直しますゼ」と教えてあげる。
ん万円かかっても、ルック586が復活するならよいでしょうから。
でも今回、レースをご一緒できるので良かったと思ったのに残念!!
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開会式後もスタート集合までちょっと時間があるのでアップ走。
その後集合して、クラス毎にスタート地点まで移動。
Dクラス(50代)の先頭にナチュラルのつるさんとともに並ぶ。つるさんはおいらが駆け出しの頃(もう10年以上前)、ブログで声を掛けさせてもらい、何も判らずひとりぼっちでエントリーした中山サーキットでお世話になって以来のおつきあい。先のサイマラに続き、今回もゆっくりとお話しできてうれしかった。
けど、スタートまで待ち時間がありすぎ、体が冷えて寒い。おいらより肉襦袢が圧倒的に少ないつるさんはさらに。
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やっとの思いでDクラスのスタート時間。
クリートもうまくはまり、先頭のままほどほどでダッシュ。あれっ、誰も抜いてこない。そのまま500mほどは先頭で進むが、最初に斜度が上がるところで次々に抜かれるのは想定内。ちょっと踏み直して先頭集団に着いていく・・が、さすがにムリがありほどなくつるさんを含む6人の集団から切れる。
その後は抜いていく人も居らず、A〜Cのクラスから降ってくる人を交わしながらマイペースで進む。おっと、多分Eクラストップの人にがっつり抜かれた。
今回のマイペースは心拍169弱。172まで上がったらゆるめ、167まで下がったら踏むという感じでいつも通り負荷の増減をできるだけ避ける。
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割と調子は一定していて、斜度が増してもギアとスピードが落ちるだけで、キツイ感はあまり変動しない。
しばらくしてDクラスのゼッケンを付けた選手が視界に入ってくる。どうやらおいらの次に集団からこぼれた人みたい。
しかしペースは自分とほとんど変わらず、斜度がゆるむと少し近づき、また斜度が上がるとちょっと離れるを繰り返す。
そんな調子で、林道分岐までくる。
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林道分岐からダルガへの2つめの分岐までは、斜度が緩まずキツい区間。ここでDクラス6位の人には徐々に離されてしまう。
と、前にShoLow'sジャージが見えてくる。keroroさんだ!
ちょっと下がり掛けていたモチベを上げ直す絶好のターゲット。とはいってもペースはそんなに大きくは変わらないのでジリジリと詰める。
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やがてダルガ分岐へ。ここからは斜度もゆるみ、下り区間もあるのでちょっとは楽。ただし緩斜面や平坦で緩めると、それは保てていたはずの出力を出していないことになるので、気を抜かずにしっかり力をかける。
さらにkeroroさんとの間を詰め、やっとこさ抜くが、予想通り抜いてから張り付かれる。でもおいらも結構ギリギリで振り切ろうとムリすると最後にアップアップになる可能性があるのでおいそれとペースアップできない。
取りあえずイーブンで進んで、ゴール前500mの斜度が上がる区間でラストスパート。後ろを振り返る余裕は無いが、なんとなく気配は消えたみたい。それでも油断せず、最後までペースを保ってゴール!
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メーター上のタイムは43分10秒。
ゴールすると先着してたどりもぐさんが。タイムを聞くと20秒差で上回った。密かに三つどもえの勝負と思っていたどりもぐさんとkeroroさんとの勝負。今回もペースコントロールで薄氷の勝利。
しかしさすがにクライマーつるさんには2分以上離される完敗。やはり5kg体重を落とさないと勝負できそうにない。
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すぐに預けていた荷物から乾いた長袖ジャージとウインドジャケットを出して着替える。ゴール直後に頂いたトマトと、しばらくしていただいたみそ汁がウメェ。地元のボランティアのお母様方、ありがとうございます。
意外に寒くなく、凍えることもなく下山を待ち、あとは集団でゆっくりと下る。
今回も下る途中の店のジビエカレーはパス。
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リザルトを確認するとやはりDクラス7位/32人中。公式タイムは42分58秒。Dのトップの36分台って・・
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温泉にも心惹かれたが、それよりも昼飯と、どりもぐざんkeroroさんとともにさっさと帰途につく。
河原の渡来亭に入ると、2時くらいにも関わらずほぼ満員。自分は塩バターを頼む。ああ、脂と塩気の旨さがたまらない!
ガーミンによると今日のレースのカロリー消費は700kcal弱。うーん、この昼飯ですでにカロリーオーバーかも?
で、ここで解散。お疲れ様でした。
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最近の調子からすると、今日走っている間の調子は悪くなかった。ラップを取ってみていたので、自分への覚え書きとしてメモっておくと・・
区間①:3km、267W、85rpm、162bpm。(序盤心拍が上がるまでの区間を含んでいるからなあ)
区間②:3km(ほぼ林道分岐の地点まで)、251W、74rpm、169bpm。(10%超の区間がいくつか)
区間③:1.67km(林道分岐からダルガ分岐まで)、256W、69rpm、169bpm。(ここも斜度がキツイ。まずまず頑張ってる)
区間④:3.8km(ダルガ分岐からゴールまで)、249W、78rpm、167bpm。(下りがあった割には心拍と出力が保てているので、サボらず頑張れたと思ってよいか?)
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ただ、トータルでの出力平均が255Wと、登りレースで40分あまりなのに、現在の自分の推定FTPの265Wより10Wも低い。序盤体が冷えていたことを差し引いても、なんだかなあである。
FTPそのものが低下していると思いたくないが、とりあえず現実はうけとめよう。
ただ、やはり今回もコントロールしすぎた感は残る。ゴール直後、気分は平気だったのがその証左。
分岐1以降、Dクラス6位の方の後ろ姿を必死で追ってみてもよかったはず。
なぜなら、撃沈して順位が落ちたとしても特に実害のないレースなのだから、限界を試すいいチャンスだったはずだし、前夜いろいろ考えていた時にはそういう走り方をしてみようと思っていたじゃないか!オレ!!
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ということで、上手くまとめた?のだが、後悔の残るレースにしてしまったのも事実。
乗鞍までに、近場でもう一度くらい手軽なHCレースは無いかしらん?
あればこんどこそ撃沈覚悟で自分の限界を探る走りを試してみたい。
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アップ走など含めて37.5km。
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どりもぐさん、keroroさん、つるさん、お疲れ様でした。
マッシャーさん、直前のトラブル、残念でした。上手く直るといいですね。
nakaoniくん、応援に駆けつけてくれてありがとう。ついでに一緒に走れば良かったのに!?(曝)。
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そういえば、このイベント。鳥取から近くてエントリー代も安いのに、割と仲間内のエントリーが少ないのね。
みなさん、来年は一緒に出ませんか?