雨じゃないふる森HC。そして惨敗

11月2日(月)はもちろん休養
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昨日は第4回を数えるに至ったふる里の森ヒルクライム
例年通り八東中の自転車置き場に陣取り、ローラー台をセットする。違うのは、この春から中学校の統廃合で八東、船岡、中央の3中が「八頭中」に統合されたため、この校舎はもう使われていないこと。そのため駐輪場は蜘蛛の巣だらけ・・・
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そして天気は・・・朝方の雨で地面は濡れているものの、青空がひろがりつつある。
そうか、雨男は昨年まで三連覇の・・・。
開会式の時間がよく判らず、アップのローラーを一応終えて向かうと、「終わったよん」と帰ってくる仲間の姿が・・。
なんか適当度が増しているような。
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でもスタート時間の10時は間違いないみたい。20分前くらいに一度スタート地点に行って、コース序盤を走り最後のアップを始めるが、例年ほどでないにしろさすがに寒い。実走だと体が冷えそうなので、ローラー台に戻り、ぎりぎりまで体を温めて再びスタート地点へ。
なんか日本海テレビの取材が入っていて、マイクを向けられる。皆に自転車の値段を聞いているみたい。そんな奥様にばれたら家庭争議の元となるネタをしゃべれるわけないじゃん!もっとこう、自転車の魅力とか、健康維持の効果とか、建設的な事を聞けないのかなあ?
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そうこうするうちにスタート時間が近づくが、(ふる里の森の)館長さん、一向にスタート整列を指示しない。なので「館長〜、そろそろみんなを並べないと!」と促すとやっと、「番号順にならんでね。3列か4列で」とアバウトな指示。思わず「4列で行きましょう」と突っ込みを入れて、無事選手整列。例年通りゼッケン順とふつうの自転車レースではあまりみられない(鈴鹿ぐらいか?)方式。
今回「009」をいただいたおいらはサード・ロー。(ちなみに参加は25名くらい?)
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**議員さんの撃つピストルの合図でスタート。
フロントローのどりもぐさんを先頭に集団ができるが、ペースは緩め。昨年はおいら先頭で500m位放置されたが、それと同じような展開。さすがにどりさんたまらんと緩めた様子で、しばらくしてやっと強い人たちが前に。
自分は5〜6番手で集団内を進むが、微上りのうちはあまりペースが上がらず、着いていくのに無理はない。
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やがて斜度が上がり始めるとさすがにキツくなってくる。ライバルのどりもぐさんは後ろ。多分おいらの様子をうかがっている。
ここで前に合わせて強度を上げると、定常ペースに軟着陸させるのが難しくなりそうなのと、どりさんの調子も見ておきたいと思い、半ば確信犯的に集団からツキギレる。ほどなく数人の方が抜いて前の集団に合流するが、おいらの考えを悟ったらしいどりさんは後ろに着いている模様。振り返らないけどそれは判る。
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ならばとさらにじんわりとペースを緩めると、さすがにしびれを切らしたのかどりさん前に。
もちろんその直後に着いて進む。
が、思惑と違い自分の調子が思わしくない。体が重く、着いていくだけで結構精一杯。
それでもこのペースでしばらく進んでくれたら、なんとかできそうかも?と計算していると、自分たちの横にTVの取材者が併走しカメラを向けてくる。なんかちょっとがんばる気になってしまったどりさんがペースを上げる。ヤメテーー。こっちはギリギリっぽかったので、ガマンできずこっそり遅れる。
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すぐにおいらの後ろにいたカリスマJrが抜いて行ってどりさんに着く。
ジリジリと離されるが、そこを詰める気力も力も出てこない。あわよくば前が定常化してくれて、そのペースが自分と同じなら終盤追いついてなんとかできる可能性はないか?と考えるが、差はさらに少しずつだが確実に広がっていく。
やがてどりさんはカリスマJrをも引き離し小さくなっていく。
そのうちに2人の姿が見えなくなり、苦しい単独走になる(途中で前から下がってきたヒトを緩斜面でペースを保つことで抜いたが)が、とりあえず踏ん張る。
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後半に入り、一度離れていたカリスマJrの背中が見え始め、だんだん大きくなってくる。
追いつけそうな感じなので、特に緩斜面で踏ん張り少しずつ詰める。
相手は若い(中学生)ので、終盤まで競るとラストのスプリントで絶対にやられると思い、ラスボス坂のとりつきまでになんとか追いつき、そのままペースを保ち引き離しにかかる。少しして振り返ると20mほど差をつけることができている。
しかし残り1km弱まで進み振り向くと、一旦着いた差を詰められている。残り少ない力を振り絞ってペースをキープするが、ゴール前200m位で抜き返され、それをまたかわす(主に心の)力が残っていない。そしてゴール。
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どりさんとの最終決戦に敗れ、かなりくやしいが、苦しい中にも出し切った感じではないのがもっとくやしい。
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続いてゴールする知り合いを応援してから、表彰会場へ。
さすがに昨年までと違い、雨も降らず気温も高め。でも寒いのは間違いないので、預けた荷物を取り出し冬衣装に着替えて一息つく。さらにキノコ入りの豚汁とおにぎりを頂き一心地。
そして表彰タイム。優勝は東部トラのA井さん。2位は僅差でマルコさん。そして3位はどてやまさん。って、おいら大山HCではどてやまさんの一つ上の順位だったんですけど・・。ここまでが30分切り?かな?
4位はSくん。上りが軽いねえ。5位と6位は順不同でトラのO崎くんと赤黒RL8氏(一昨年はおいらと僅差)。7位がカリスマトライアスリート氏。8位はF肉さん。日曜のデュアスロンのダメージが大きいはずなのにさすがです。そして9位がライバルどりもぐさんで32分15秒とのこと。10位がカリスマJrくんで11位がおいら。タイムは33分37秒と4年間でワースト。この4年で最も気候が良かったのに、スタート時体が冷えていた第2回のベストタイム31分56秒を大きく下回っているのだからしょうがない。
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順位の商品はメリダのグローブ。無駄に手がデカイおいらにはちょっと小さかったので、誰かにもらってもらおう。
そしてこのイベントのメイン、ジャンケン大会が始まる。例年より景品が少なめで、今年は参加したどれにも勝てず戦利品無し。まあ昨年マビックの(実はタイムの)ペダルをもらっているのでゼイタクは言えないが。
終わったら下って帰る。
先頭で慎重に下り無事駐車場に帰着。
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この後業務上視察があるのだが、みんなと昼飯を食べても間に合いそうなので、市内まで戻ってラーメンをご一緒してから解散。そして業務を済ませて帰宅。この時点でジャズライブをしているはずの門くんの激励に行くには間に合わず。
でも実家に向かっていると、途中門くんとすれ違い一言交わす。
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どりもぐさんとのガチの最終決戦は、1分20秒余り離される惨敗。自分もどりさんも前々日には三朝耐久を全力で走っているので、条件はイーブン。それで負けたのだからこれが力の差なので仕方ない。
とりあえず敗因を分析しておくと、まずはやはりレース時間の短さか?1時間前後だと、定常状態に落ち着けたペースの勝負になるが、30分前後だと、無酸素域の貢献度が高く、そこの能力の高くないおいらは、どうもギリギリFTP強度を超えてしまうみたいでペーシングがうまくいかない。
とはいってもその領域のトレーニングが足りていないだけ。やはり粉練参加の有無がこの差を分けたのかなあ。
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若杉と大山では僅差で上回ったが、今回はその2つの差(20秒ずつ)を合わせたのの倍以上離されたのでトータルタイムだと負け。
うーん、くやしいーーーー。
が、全ては自分のやってきたトレーニングとコンディショニング(体重管理ね)の結果なので受け止めざるを得ない。
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顔を洗って出直そう。
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といいつつ、ちょっとはオフの期間を取ってみるかな。この夏以降、全力で漕いだ後は必ず右腰が痛くなるという弱点が生じてしまったので、体のアライメントなんかも整体で見てもらう必要もありそうだし。
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参加されたみなさん(上記のメンバー+岡山から遠征されたマッシャーさん、keroro-tcrさん、N川さん、84本くんも)、お疲れ様でした。