4年ぶりの岡国サイクル耐久2h参戦

秋のイベントが年々目白押しになってきていたため、2012年を最後にしばらくはエントリーしていなかった表記の大会だが、日曜仕事となった今年は参加できる貴重な祭日イベントとなったため迷わずエントリー。
思えば最初のロード(アンカーネオコット)を買って、2004年にレースデビューしたのがこの岡国の耐久2時間。その時は最後の1周半くらい足を攣ったまま走り、ゴール直後両足の前後ろ全部攣って、救急車でメディカルに運ばれるという羞恥体験を経験した。
/
カインズ駐車場に7時集合。おいらはN川さん号に84本くんとともに乗っけてもらう。もう一台はN垣さん号にHぃさん。5人とも2時間ソロに参戦である。
8時40分頃には現地着。受付を済ませ、ラー台でアップに入る。20分ほどで上げて下げてアップ終了。
ジャイアンさんやコンクイスタのぽんさくさんともご挨拶。
レーススタートが11時で、タイスケには10時からスタート集合とあるので、その10分前に集合場所に行くと、まだ自転車は3台だけ。体を冷やしたくないので、その場にラー台も持っていってチャリを据え付ける。
ジャージの上に上下ウインドブレーカーを着て、さらに冷え対策。その後30分ほどの間は、ジャンケン大会を覗いたりしながらもときどきローラーを回して体温を維持しておく。こんなことしてるのはもちろんおいら一人・・。
/
スタート進行のお呼びがかかり、それらの装備を脱ぎ捨ててスタート地点へ。もちろんフロントロー。隣に並んだのは同じリアクト5000の色違い(黒・グレー)に乗る方。しばらくお話ししてスタートまでの時間を過ごす。
そんなに緊張することもなく、クリートも上手くはまりスタート。最初の100mくらいはローリングなので焦ることもない。
マーシャルカー&バイクが加速して、ほどなくアクチュアルスタート。
/
ペースを上げすぎずに少しずつ抜かれるのに任せるのは予定通り。さすがに体が定常化するまではちょっとしんどいが、そんなに無茶なペースではないので、1周半くらいで体も落ち着く。その後は登りで少し落とした順位を、バックストレッチで右端を上がっていくことで取り戻すことを繰り返しながら、集団内で進行。おっと、A井さんが声を掛けてくれつつ前に上がっていかれる。
近くには時折84本くんやジャイアンさんの姿も。もうお一人のグリグル(水色のマシン)の方ともよくからんだ。
流れによっては先頭付近に出てしまうが、極力ツキイチを外さないようにエコノミーに努める。
/
そのまま淡々と1時間くらい経過。この頃になるとその変化の無さになぜか飽きが来て、集中力が乱れることも・・。
その頃にN川さんから声を掛けられる。おお先頭集団に・・・と思ったら、「1周遅れで合流しました」とのこと。仲間の姿を助けに心を持ち直して後半戦に。だがコレまでの参戦のときにも鬼門だった1時間半頃の時間帯に、やっぱり来ました攣り気配。万事休すかと覚悟したが、なんとかごまかして抑え込むことができて一安心。それに気を良くして、ラストを控え牽制が入り?ちょっと緩んだ集団の先頭付近に出たチャンスに、前に出てみる。
1コーナー過ぎから、Wヘアピン、ショートストレートから次の右を抜けるまでトップで走る。やはり視界に誰もおらず、コーナーのラインを好きに取れるのは気持ちいい。もちろん先頭を走り続ける実力などないので、ヘアピンへの上りで余り踏まないようにして素直に先頭を譲る。
/
ホームストレートに戻り、フィニッシュラインあたりで残り15分。ということはあと3周。何とか耐えて集団内でゴールを、とがんばるが、残り2周になるとやはり勝負掛けのためにペースが上がり厳しくなってくる。その1周は耐えたが、最終周に入るホームストレートで再び浮かび上がった攣り気配に、耐えきれず切れてしまう。
ラスト1周はごまかしごまかしで進むが、ペースはだだ落ち。とにかく攣らないぎりぎりで回す。最終コーナーはもう前周の6割くらいのスピードで、なんとかフィニッシュラインにたどり着く。
/
ピットに戻ると、仲間はみんな無事フィニッシュしていた。おっと応援ライドに来られたマッシャーさんの姿が。
しばらくして発表されたリザルトをみると、トップから1分19秒位遅れで、22周を2:01’26”。トップとの差は過去最小に納めることができた。でも集団内に2hソロのヒトが沢山いたので、順位は30位/完走147人中。タイムもコレまでのベストの10秒落ちと上々。今回の集団は動きが落ち着いていて走りやすく、集団内での落車は見なかった。
最後までがんばれたし、自分なりに経験を生かし上手く(強くはないが)走ることができたと思う。
最後に足攣りで終わるのは、そういえば久しぶりだが、このところそこまで自分を追い込むことができていなかったと思うので、良かったと思う。まあ、大変自分らしいし(笑)。
あとはやっぱり最後のペースアップに耐えられるだけのフィジカルを育てないといかんともしがたいという当たり前の事実だけが残る。
最終周まで集団に残った84本くんは、おいらの1分位前でフィニッシュ。さすがの持久力!
/
表彰が始まる前に仲間みんなで表彰台をバックに記念撮影。
ジャイアンさんには挨拶できたが、ぽんさくさんやA井さんには挨拶できなかった。名残惜しいが撤収して帰途に着く。
鷺ノ湯温泉に寄り、みんなで汗を流し、つるやで遅い昼食を摂って帰る。
まさに体育の日!という気持ちいい天気と気候、そして仲間に恵まれ、楽しいイベントを終えることができた。
ご一緒いただいたみなさん、一緒に走ったみなさん、ありがとうございました。
/
レース中はずっと下ハン持ちで、一度もブラケットを持たなかった。空力で損するのが怖かったから。
おかげで首と肩胛骨あたりがやけに疲れた。
なんちゃってTTバーを付けていたが、こちらも一度も持たず。
アップ10km分+イベント80km。Ave39.7km/h、161bpm、94rpm。(リアクトなのでパワーは不明)
/
メモ:ホイールはシャマル。タイヤはF:プロ4コンプ、R:ミシュラン・パワー。50/34T*12−25T
ヘルメット:バリスタ、ウエア:チーム鳥取2ピース。ボトルは1本半飲んだが、攣りの原因の一つに脱水があるので気をつけてきちんと2本全部飲めばよかった。2RUNは飲まず。スタート前に塩熱サプリを2錠飲む。