県秋季大会HC、不完全燃焼

まずは昨日。レース前日だが、レースコースとよく似た勾配変化の(最後は本番より斜度がキツイが)、野坂街道、明治小から安蔵公園ロッジまでを調整走した。
前日に強度を上げて走りすぎると、疲れが残り不利になるかもという懸念はあるのだが、先日の大山HCでも、イベント翌日がやけに足の調子よいという経験をしたので、ものは試しと90%走(心拍としてはHR170=88%まで)をしてみることにしたのだ。
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チーム掲示板への予告で、H原くんとkumaさんにご一緒していただけることになり、9時過ぎ、そろって明治小学校前をスタート。
レースシミュレーション走なので、とりあえずスタートダッシュして素早く巡航速度まであげる。しばらく先頭を走ると、H原くんが先頭交代に出てくれる。つぎの一回りではkumaさんも。
その後病み上がりというkumaさんは下がり、残る二人でほぼ均等にローテしながらじりじりと勾配の上がる道を進む。心拍はHR170リミットを守ることにしていたので、超えそうになるとほんの少し緩めてコントロール。安蔵集落手前のストレートに入り、ここから勾配が一段上がるので坂の得意なH原くんが前にでて離れていく・・・と予想していたが、そこまでの緩斜面で足を削ってしまったようで、後ろに居ない。あとはマイペースで心拍を守りゴール。
サイコンが止まっていたので後でH原くんに距離を聞くと11.7km。31分半ほどだった。
あとはそろって下り、流れ解散。
おかげさまで、狙い通りの調整走ができた。多分一人だとゆるめてしまっただろうから。
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さて明けてレース当日。予報通り雨模様。6時半に出発し、コースを走ったことがないので、まずは車で下見にあがる。
少し勾配変化は大きめだが、全体の感じは目論見通り安蔵コースに似ている。そして最後の勾配がそんなにきつくないのも事前情報(プレゼンツバイhayashiさん)どおり。最後に2つカーブを曲がるとゴールで、ゴール手前600mほどに舗装改修の関係で1本だけ残るセンターラインを目印に記憶しておく。
集合場所に戻るとすでにhayashiさんが。ほどなくsholow'sのみなさんやH原くん、Dekiさんらもぞくぞく。
挨拶を交わしつつ軒下でローラーの準備。いつも通り25分ほどかけて上げて下げて。
スタートする頃になると、一時強めだった雨も止み、気温もほどほどで夏装束でちょうどいい。
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号砲とともにスタート。Dekiさんら数人が前に逃げ、その後は大集団。その5〜10番手くらいで進む。集団内に居る限りは、楽とはいわないが、まあ無理なくついていける。すぐに集団から粉Cさんが単独で飛び出して先頭を追うが、少しタイミングが遅かったか?前に合流するのはきびしそう。しばらくして吸収。またなぜかhayashiさんも集団に降りてきて、「こんなに集団が大きいとは思わなかった」といい残し、しばらく休んだ後また前に上がっていく。
自分の周囲にはnakaoniくん、H原くん、kikohshiさんらがいて、互いに前後しながら集団は進む。そのうちswdさんが集団の前に、男前だなあ・・(その勇気がない自分)。
さて残り2kmほどになっていよいよ勾配が増してきて勝負どころ。ここですぐ前を走るnakaoniくんがジャージのポケットをごそごそ・・まさか!と思ったら、やはりお約束の写真撮影!!なにもこんなキツイところで。
その直後から足を溜めていた高校生グループやnakaoniくん、kikohshiさんら坂に強い人たちに離され始め、ここからが正念場。心拍はHR177まで上がっているが、残り1kmを切り、攣り気配も無いので、「このままもがききれる!」という確信の下ペースを落とさないように進んでいると・・・いると・・・なんだか走りの感触がグニャリとしているのに気がつく。で、後輪を見ると、まぎれもなくリムから両側にはみ出すタイヤのシルエットが大きい。パンクだあ(涙)。
のこりあと700mほど。ちょうどすぐ先の目印センターライン付近に審判車が止まっていたので、「リヤホイールありませんか!?」と叫ぶが、「ない」という無情の返事。ほどなくリヤからはバルブ部分が突く「カコン・カコン」という感触がしてくる。止まろうとも思ったが、タイヤはリムにはまっているので、できるだけトルク変動の無いようまっすぐ走りゴールを目指すことにする。もちろんダンシング厳禁。失速しつつ一度離れた数人の方にゴール前で次々と交わされながら、それでもなんとかタイヤは外れず無事ゴール。
しかーーし、クヤシイーー。
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チューブを持って上がっているわけないので、gozaru2さんにお借りし(感謝!)、下りに備えて悲しくパンク修理。
ゴール地点での記念撮影も終わって下ろうとすると、またタイヤがぺちゃんこになっている。どうやらパンクの原因を取り除いていなかったらしい。
そして悲しく審判車に乗せてもらい下山。その途中の某顧問の先生との会話で、「タイヤは?・・ああ、プロ3ライトですか。こいつパンクしやすいんですよねー。特に雨天だと。いつぞや広島のレースで部員が軒並みやられましたよ。」とのこと。
ヒルクラには軽くていいんだけど、今後、雨天のレースではこのタイヤ厳禁だな。
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片付けをして、桜の競技場(バンク)に移動。表彰式を見た後は現地解散。
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記録は27分16秒で一般の部12位。
たらればはないが、パンクしなかったら27分は切れたか?
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一応今年の「公式戦」といえるレースはこれで終了。
みなさん、お疲れ様でした。
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アップとレース11kmしか走っていないので、体は走り足りておらず、なんかもやもやしている。
ダウン走くらいはしておこうと思っていたが、一度快方に向かった天候はまた雨模様になり、仕方なく夕方ローラー。
ゆっくり上げていき、150W強でひたすらゴロゴロ。おかずのDVDのゴールシーンまで引っ張って75分。なんとかもやもやも取れて、最後の方は軽く回す感触が戻ってきたので効果ありかな?これですっきり寝られそう。あ、でも気持ちはやはり不完全燃焼。