ヒルクライムin大山

昨夜の雨も上がり、天気は良くなりそう。
起きてまず暗いうちに海へ。反応が無いのであきらめかけたときにヒット。重い。今期最大の胴長20cmオーバーだった。
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kumaさんを拾って集合場所の白兎に。ミクシグループもローソン前に。hayashiさん、o-tsukaさん、K村会長、H原くん、nakaoniくん、Dekiさん、粉さんswdさんが分乗して一路米子に。自分たちはswdさん、会長、Y酪さん、Y本さんらと博労座に、hayashiさん達はスタート地点に車を止め、それぞれのアップを終えて大神山神社に集合。最初に見かけたのはラ王様と姫。デンジャラスフライトのみなさんとも昨日以来?のご挨拶。リーゾの皆さんもこうしてみるとかなりの大所帯。気のせいかリーダーの姿が見えない。密かにリベンジを狙ってたのに・・・(ウソです。もう敵いませんから)。nakaoniくん、粉さん、会長はチーム鳥取ジャージのお披露目。おいらはヒルクラのときはShoLow'sジャージと決めているので、今回はそっちで。
おっと,
近くをアップ走してたら安全祈願の催しにちょっと遅れてしまった・・。
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今回は初めてエキスバートでエントリーしたが、例年と違いどうやら最終組スタートのよう。このパターンだと、後ろが前に追いついて、コースが渋滞しそうなんだけどなあ?
それと・・暑い!こんな気候は想像していなかったので、ボトルは500ccのもの1個の仕様にしてある。足りなくなるとヤバイので、スタートギリギリまでペットのスポドリを呑んでおく。
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10:30、まずは一組目からマッシャーさん先頭でスタート。その後は1分ごとに30人ほどずつ。自分らの組は37分発。
街中を抜けて、ストレートを加速。前が速い!でも必死でしがみつく。こんなペースでは最後まで保つわけないが、ペースが落ち着くまで、先頭集団の後ろに張り付いていないと、気持ちにアキラメが入ってそこで事実上終了してしまうのが(自分の性格からして)目に見えているので、とにかく頑張る。
なんとかシャトー尾高横の坂をこなし、住宅街に入ると斜度がゆるみ少しだけ楽になる。前は多分Dekiさん先頭で、そのうしろにいくつかピンク白のリーゾジャージが見える。住宅街を抜けて道が狭くなるがまだ集団は混沌としていて、すでに前の組から下りてきた人や、後ろから追いついてきた人など入れ替わりながら。ほどなく見覚えのある闘魂ジャージが自分の前に。テツさんだ!この程度の斜度ならしがみつけそうなので、後ろに張り付き目標とさせていただく。
途中、対向車同士が行き違い出来ず止まり、その横のスキマを一列で自転車が抜けていく状態になり少し渋滞したが、事故などなくみなさん通過できたのでよかった。で、中切れだらけの先頭集団だが、いちおうそのケツに着いた状態で分岐に出る。
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取りあえず序盤の課題をクリアした。二車線に出て、右カーブから斜度が上がるところで、登れる人たちから素直に遅れて、ここからしばらくは序盤の無理で生じた酸素負債をちょっとずつ返しながら、体の定常化を計る。
前はジリジリ離れていくが、ここは心拍系の数字と体感を頼りに上記のミッションを確実にこなすことに集中する。
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しばらくして抜かれた外人さんのジャージのポッケのスマホから、時刻がボイスで流れている。いいアイディアだなあ。
抜いていったK村会長の姿がそんなに離れていかないし、体も序盤の借金を返し終えた感触なので、食いついていくことを目標に中盤を進んでいく。追いつきかけることもあるが、その度にペースを上げられてまた離される。そのうち前からなぜか粉さん(調子悪いって聞いてましたが)、そしてツム弟さんが下がってきて、会長とからんで走る状態に。そしてそれを少し後ろで眺める形で進む。
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予告通り舗装をはぐる工事で荒れている区間にさしかかるが、出来るだけ路肩のスムーズな路面を選んで走る。このあたりで粉さんに追いつきパス。やはり全く本調子とは違うみたい。そしてツム弟さんにも追いつき、並んだ瞬間にギアトラブルらしい音がして止まってしまわれる。
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次に気持ちをつなぎ止める目標にさせていただいたのは、会長とパンターニM上さん。M上さんはサイクルカーニバルでも鉄ビアンキ@クランクベアリングぐらぐら、で参加されていたが、まだフィブラが直っていないとのことで今回も同マシンで。難所のゴルフ場前も耐えて通過し、しばらくして路面に「残り2km」の表示が。M上さんが少し前に、もうお一方(詳細は忘れました)が先頭、会長、自分のトレインでそれを追う構図でジリジリとペースアップ。それまで170台前半まででキープしていた心拍が177あたりになるが、不思議に苦しさはかえってそれまでより落ち着く。やがてM上さんに追いつき、会長も抜き一時的にこのパックの先頭に立つが、みなさんそんなに甘くない。残り1kmを切ったところで、M上さんが怒濤のアタック!とてもついていけない。続いて会長のダッシュにも着けず、結局離されて残り400mの左折を曲がる。
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ゴール付近の地形を把握していなかったので、最後まで上るかと覚悟していたら、半分もいかないところがピーク。でもときすでに遅し、もがく気になっていなかった自分とお二人の差は決定的に。もがくにはもがくが、決して必死というレベルではなくゴールの線をまたぐ。
と、傍らには出し切ってそのまま地面に仰向けで起きあがれないM上さんの姿が。それを見下ろしながら、比べて最後は自分に甘かった弱さと、がんばれた満足感との半々で一時呆然。
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ゴール後走り止めた後、我に帰ってメーターを見ると、走行時間は44’28”。なのでまあ44分20秒前後でのゴールか。
先にゴールしたみなさん、続いてゴールするみなさんと健闘をたたえ合い、しばらくは歓談や記念撮影。
ひととおり落ち着いたので、kumaさんと出発し、博労座に向けて走り出す。けっこう上っているがまあゆるゆるとときおり喋りながら。
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しかし季節はずれに暑い日。車に戻って片付け初めても、着替えに長袖シャツしか用意していなかったのは大失敗。風はまずまず涼しいが、とにかく日差しが夏のよう。片付け終わる頃に携帯に着信。自走で帰ると出発した粉さんから、香取のロングストレート途中でパンクして、軽量化の為ポンプを忘れていたとのレスキュー要請。すぐに向かうが、チューブラーなので、修理するよりおいらの前輪を貸して、大山寺まで戻って誰かに乗せてもらって帰るのが得策ということでそうする。
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みなさんをお待たせしたが、戻って全員で恒例のジンギスカンへ。
楽しく今日の反芻をしながら食べる。ほどなく粉さんも到着して一緒に食べる。H原くんいつものようにたべる。ベンさんマンガのようなご飯てんこ盛りだし。自分はやはりいつも通り焦って食い過ぎて、スタートダッシュを決めたのはいいが、すぐに垂れて早期終了。ええ、お腹いっぱいです。
朝のイカはここでシーフードにしようかと企てていたが、肉を食うのにいそがしく、シゴもできずだったので、日頃こんな過疎ブログにマメにコメントを残していただいている感謝を込めてマッシャーさんにもらっていただく。
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恒例のシャトー尾高のお風呂にはもう寄る気力が無いので、そのままkumaさんと帰途につく。まっすぐ帰って、4時過ぎには到着。ゆるゆると後始末して、あとは雑事を済ませて今日も楽しかった一日は暮れていく。夕食は昨夕のイカを帰省している息子に食べさせて、充実した週末も終わろうとしている。
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走りの振り返りはまた後日として、今日はここまで。
参加された皆さん、お疲れ様でした。特に競っていただいた方々、おかげさまで心の弱いおいらも、ゴール(正確にはその少し手前まで)まで満足できる走りができました。
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メモ:予定通り、ロー側4枚が21-23-25-27の12-27改造スプロケで参戦したが、こいつは目論見通り良かった。27も結構使ったが、落差が少なかったので、昨年より格段に失速感が改善できた。平均ケイデンスも81と良く回っていたし。6mm下げたハンドルも、少し高めにした皮むきカーボンサドルも違和感無し。