涙腺開放

昨日は朝から雪。連チャンで山陽詣でする気にはさすがにならず、朝はのんびり過ごす。
昼前から妻と外食・買い物。帰宅して2時半頃からローラー。回転神経系トレのスイスポ10分、234W,107rpm平均で一応満足してみる。しめて40分。
/
そして夕刻には3回目(1回目:ヤマト実写版、2回目:君の名は。)となるチームRK(レッドキング)の仲間との映画鑑賞。今回は「この世界の片隅に」。鳥取ではこの14日が公開当日となる。
/
今年盆過ぎに広島に小旅行に行ったとき、呉の松本零士記念館に企画・制作を紹介するポスターや展示もあって、そのとき初めてこの映画の存在を知ったのだが、そのときは世間の話題にも上っておらず、さして気にも留めず。
だが、仲間の元アニメーターのKぶくんが公開済みの神戸まで行ってすでに見ていて、彼のイチオシで今回の鑑賞会となった。
/
ほんわかした絵でまずは淡々と、昭和初期の穏やかな呉の田舎での生活がリアルに描かれる。だがその日常に戦禍が影を落としていく描写が、これもある意味淡々と続く。そして終戦。ネタバレになるので詳しい内容は書かないが、というよりも内容のどの部分に刺激されたのかが全く不明なので書けないのだが、終盤になって涙がこぼれはじめ、エンドロールまで流れ続けてしまう。物心ついてから映画、TV、小説、漫画その他もろもろ見てきて、そういった媒体に感じ入って出た涙としては、たぶん自分史上最大量だったと思う。オヤジが泣いてもみっともないだけなので、暗い映画館でよかった・・。しかし、心は千々に乱れたのだが、前述のように物語のどこにヤラレたのかが全然わからないのが不思議すぎる。
/
ただ、キネマ旬報でのランキングでこの映画が1位を獲り、アニメの定法通り美しい光景や登場人物の大きな感情の起伏により非日常的な事件を描いた「君の名は。」がランク外だったのは、とても納得できる。
/
映画は自分、U田君、Kぶ君(彼は午前中にも同じものを見てる。ていうかこれで通算5回目!とのこと)の3人で見たが、続く夜の飲み会には、昼に都合がつかなかったM田くん、K林女史、A藤くん、久しぶりですのK谷君も加わり、いつも美味しい「焼き鳥よし田」さんで飲る。
/
元々オートバイチームだったRKも、現役でバイクを所有しているのはK谷くんのみ。そして今はメンバー全員、ロードバイクを持っている。チームがロードバイク全盛期だった6年くらい前までは、みんなでしまなみ街道などにサイクリングに行ったりしてたが、最近はおいらとU田くん以外はあまり乗っていない。
それでも近況を伝え合い、楽しく飲みつつ、また一緒にサイクリングしようねと話す。
/
映画で心を揺り動かされた後、それを引きずりながらも楽しく飲む、というなんか精神的に結構ハチャメチャな半日だったなあ。でも心地よい心の乱れだった。
/
明けて今日は通常勤務。雪はほとんど積もらなかったが、寒い一日だった。
そして先程、入浴前ローラー。
このところ高強度を避けていたが、短時間ならと30秒・30秒を5本やってみる。
メニュー中の平均が385W、間のレストで170Wくらいとまあ狙い通り。
本当は10本やるべきなのだが、夕食後ということで弱気に手加減。
あとは回転練など入れつつの30分。