シミュレート150km

昨晩、今日の地元の天気予報が好転して、「走れる!」つもりで飛び起きたがなぜか外はまだ雨。ネットで見るとほどなく雨雲が切れる様子だが、西の空を見ても雲の切れ間はない。午後になれば乾いてくるだろうが、ゆっくり待ちたくない気分。なぜなら今日は月末の播磨公園・チャレンジ150km耐久のシミュレーションをしてみるつもりだから。
どうみても5時間は必要なので、地元に見切りをつけて詣でを敢行することにした。
1号青シャチ+イーストンEA90TTホイールを積み込んで、いつもの湯郷へ。逡巡して出発が遅くなったので、スタートは11:40。
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いつもの道を1.5kmほど行くと、あれあれ通行止め。しかたなく平行する国道に出てそのまま進む。結構風が吹いていて、旗などを見ると向かい風成分が多いみたいだが、ゆるい下りもあって、けっこういい感じで進む。心拍は出だし意識して抑えてHR140を目途に145程度までを心がけて。ひとりの時は車両止めのポールがうるさい片鉄サイクリングロードはできるだけ外して走る。川沿いに和気町まできて、ここでサイクリングロードに入る。鉄橋を流用した橋で川を渡り、和気駅前方面へのわりと急な下りを走っていると、サイクリングロードと車道が交差したすぐ先に倒れた自転車とご婦人の姿が。あわてて止まる。もうひとり通りがかりの女性も車を止めてかけよる。転けた直後のようだったので、自転車をよけて助け起こす。下りきったところのポールと、交差する車両に気を取られての転倒みたい。さいわいほほ骨のところの浅い擦り傷と膝をちょっと打っただけで大事ない様子だったので、あとは女性にまかせて再スタート。
いつも思うのだが、片鉄街道のポール、全部ゴム製のものにして欲しい。多くが太い金属製である上に、ポールの間隔も狭いので、ドロハンのロードでも気を遣う。ママチャリやMTBではかなり怖いのでは?暴走を防ぐつもりもあるかもしれないが、今回のようにご婦人やお年寄りの操作ミスやふらつきがあってぶつかったとき、危険度はとても大きいぞ。要改善と強く思うんだがなあ。
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話を元に戻して・・そのままサイクリングロードで起点近くの峠清水トンネルまで行き、今回はここでUターン。一度和気の町まで戻り、ここから右折して八塔寺ふるさと村方面(国体コース)を目指す。追い風基調でここも気持ちよく。ダムへの上りもそんなにきつくはない。分岐を左折して岡山国際サーキット方面に。サーキットへ上る最後の坂はさすがにキツイが無理して上げすぎないように。下りに入ると向かい風基調であまりすすまない。この辺でボトル2本を飲みきったのでドリンク補給。あとは国道にでて右折し、湯郷に戻る。コンビニに寄りドリンク1Lとシュークリームを買ってから、一度車に戻る。ここまでが90キロちょっとで、Ave30.7。
ドリンクと補給を整えて再度同じコースを下っていくと、同じように向かい風。さすがに足がきびしくなってきていて、1回目ほどはスピードを乗せられない。30km進むと和気の川沿い信号(和気橋)だったので、ここでUターン。追い風で助かるが、足はもうヘロっていて、ちょっとの上りでガクンと速度が落ちる。ここで3分ほど休憩。このところの経験で、短時間の休憩がけっこう回復に重要なのを体感していたから。
さてもう少し!と思って踏ん張るが、残り15km位のところで右の脛に攣り気配が。で、そこが引き金となって、なんだか足全体に怪しい気配が・・。たまらず止まって、軽くストレッチをしながら回復を計る。あとはよろよろ。しかも夕暮れが近付き、最後の8kmほどの区間が追い風の予定が向かい風に転じている。もうダメぽ。それでもたどり着いて、湯郷に入る橋を渡りきったところでジャスト150km。
走行時間5時間02分、Ave29.8だった。総所要時間は5時間23分。
(メモ)ドリンク計3.5L クッキー7枚、カロリーメイトもどき1袋、シュークリーム1個、練り梅1本
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播磨のコースは上りも結構キツイので、同じようには行かないと思う。でも、信号や交差点での減速もないし、ドラフティングの助けも借りられ、さらに補給も簡単なので、その分が相殺され、同じくらいの時間をかければ走りきれるだろう。本当は5時間を切りたいが、変に色気を出すと、足が攣り攣りでジ・エンドになるのは目に見えているから、ペース配分が難しいねえ。
今日も途中で止めようかと何度か思ったが、走りきることができてよかった。体の感触から残りがんばれる距離を推定する材料になるし。