播磨早朝耐久2H

ということで表記のレース。
4時半に河原道の駅で粉さんと待ち合わせ、一路滝野社へ。コンビニに寄って、予定通り6時過ぎには現地着。すでにH本さんが到着していて、隣に車を止める。おっと、やっと会えましたね兄弟車:黒青塗装のジャイアントコンポジ号。(そろい踏みの写真は粉さんのブログでよろしく)
ローラーでアップを、と思ったけど、シャマルのクイックの形状がマウントと合わないし、ちょうどコースオープンにもなったので実走でアップすることに。足の調子は悪くないみたいで、先日の早朝練で感じたような力が入らない・すぐ一杯感であふれる、という感触は無く、心拍も素直に上がってくれる。やっぱりコーヒー&レッドブルで注入したカフェインのおかげかしら?3周アップしてあとは日陰でスタートを待つ。
ボトルは700ccを2本。500ccのペットを背中に入れて走ろうかとも思ったが、とりあえずこいつはスタート地点付近に置いて保険代わりに。(結局ぎりぎり2本でもった)
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スタートが近づいても誰もスタート地点に並ぼうとしないのはもはやタツマンの耐久レースのデフォルト。5分前になって小野さんの声掛けでやっと並ぶみなさん。いちおう3列目くらいにH本さんと並んで陣取る。そしてさして緊張感も無くスタート。多少きつめだが、取りあえず先頭集団のケツあたりで2周をこなす。その後粉さんが抜いていってほどなく、これ以上頑張るとダメージが大きくなりそうと判断し、なりで集団から遅れる。
そしてどうやら第2集団の先頭付近にいる模様。同じマスターズクラスの110番の方が安定していて強い。でも後ろに張り付きっぱなしでは申し訳ないので、せめてもと終盤の下り基調の区間は前に出て牽く。
そんなことを数周繰り返すが、後ろに人数が居るはずなのにおいらたち2人の他は誰も前に出てくれない・・。なんだかなあ。
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そうこうするうちに自分も余裕が無くなってきて、申し訳ないけど5人ほどの集団の後ろに着いて少し休む。で、後ろから見ても他のメンバーは先頭を交代せずやっぱり110番さんに牽かせっぱなし。
その110番さんのおかげをもってまずまずのペースをキープできていたみたいで、2人で逃げている先頭にパスされたのは1時間10分を過ぎてから。直後、粉さん先頭のメイン集団にも抜かれる。
調子が戻ったときに2〜3回は先頭を牽いてみるが、だんだん怪しくなってきて前に出られなくなる。さらに上りで前から微妙に遅れ始める。でもこのコースの(おいらにとって)いいところは、上りが穏やかで短く、その後にすぐ平坦や下りがあること。15mくらいなら遅れても、下りやコーナリングで追いつくことができる。
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その頃、後ろからトレックにヒゲのステキなおじさま「タツさん」が追いついて来られる。実力的にはおいらより上のハズ。そういえば途中どこかで止まっていらっしゃったような?うめさんに聞いて存じ上げていて、6〜7年位前の岡国耐久のスタートの時隣り合って話しをした思い出をお話しする。お互いに50を過ぎると走力低下を食い止められなくなってきますね、なんて話しをしつつさらに周回をこなす。
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第2集団(そのころには第3,第4になってたかもしれないけど)は自分を含めたマスターズ4人くらいとジュニア2人を中心に構成されており、レベルが高くないなりにそろっていてそのまま終盤へ向かう。残り10分を切り、あと3周か?ほんのり攣り気配が出てくるが、いろいろと工夫して抑え込む。でも残り2周となるとますますヤバイ気配に。そして残り3分ほどで最終周回に入った1コーナーを上りかけたところであえなく本格的に攣ってしまう・・orzーーーーー。
で、もちろんその最終周でダダ抜かれの置いてきぼり。やがて両方の内転筋が攣り、とにかく足を止めたら固まっておしまいなので、這うようにむりくり回し続ける。やっとの思いでピークを越え、最期の下り基調は出来るだけ回してゴール。
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ゴール後のダウン走の1周の前半は、もうハエが止まりそうなスピードで。それでも回して攣りを散らそうとしつつ戻ってきて、置いといたペットボトルを手に取ろうとペダルから左足を外すと・・・ガッキーンと攣る。前側なので足が伸びたまま硬直。ああ、ひさしぶりのこの感じ・・って懐かしがってる場合じゃないので、むりやり足を曲げる。曲げてもイタイイタイ。その場でトップチューブにまたがり悶絶。
戻ってきた粉さんが声を掛けてくれるが動けない。やっと大嵐が去って自転車を降り、腰掛ける。
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落ち着いてから駐車場に戻る。H本さんと粉さんに、靴下を脱いで絞ってみせると「ジャーッ」。いいえウエットレースではありませんから。100%おいらの男汁ですわ。他にいないだろうなあ、ドライのレースで靴の中がグチュグチュいう人って・・。
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すぐに結果が発表される。おいらは26周を2時間1分29秒弱でマスターズ6位/35人中。Ave34.3km/h。ちなみに2位から5位の人は最終周に入るところまで同じ集団で走っていた人で、2位から35秒ちょいの遅れ。たられば・・・は言うまい。
と思ったけど、今回、「2-run」を飲み忘れてスタートしてたのでもし飲んでいて、それでもう1周保って「たら」・・。
3位までだと思っていた表彰が5位までというのもちょっとクヤシイ。まあ、この悔しさを次へのバネにしよう!
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粉さんは28周で1位から2秒弱の遅れのオープン2位表彰台!さすがです!!
H原さんもしっかりと完走・・って、夕方からはミッドナイトにも参戦ですかい!!どんだけタフなんですか!
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汗が全然止まらないんだけど、なんとか着替えて帰途に着く。予定通り正午前には河原まで帰着し解散。
粉さん、H本さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
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週半ばの調子の悪さに正直ダメダメレースを覚悟していたが、イイ感触で走りきることができた。攣らないに超したことはないのだが、最近のイベントではマネジメントという名の臆病さから出し切った感を感じるような走りができていなかったので、そこまで追い込めたのは正直うれしい。心拍もAveHR167と、下りもあるロードレースのものとしてはかなり高かった。
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ということで、惜しかったという悔しさより、力を出せた喜びの方が大きいので、今夜は旨い酒が飲めそう。