ツールド大山、マネジメントしすぎたか?

7時前に白兎で待ち合わせ。hayashi号(なぜか黒に変身)にH原くん、o-tkaさんとともにお世話になり、もう一台はN川さん号にマルコさん、ぐりおさんという組み合わせで出発。
やはり高速開通で時間距離は短く、8時半までには博労座に着く。受付して、ゆっくり準備してH原くんと2kmちょっとアップ走。
開会式でも話されていたが、今回から安全な運営のために参加を400名に制限したとのこと。エントリーが間に合わなかった仲間が多いが、まあ確かに多すぎるのも色々問題があるだろうから、妥当な判断だろう。
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さてスタート。ヘタに上級者エントリーしたもんだから、出発は最終組でhayashiさんやリーゾの精鋭、F肉さんの影武者swdさんらと一緒。
9時半に1組目がスタートし、おいらたちは9時42分発。と、足を着いた右足が地面に捕まって離れない・・・どうやらアスファルトの穴をコールタールで埋めた所に足を着いた模様。足を引き抜くと、クリートにはべったりタールが・・。ヤバイ!このままではクリートが嵌らない!!すでに前組が出てスタートまで残り1分。指先を黒くしながらなんとか邪魔になりそうなヤツを靴底からはぎ取り、それでも最後尾になりつつスタート。右足をはめた感触は、まったく「パチン」といわないので不明。上死点で足を持ち上げる力を掛けてもとりあえず外れないので、まあ曲がりなりにも止まってるみたい。
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序盤の上りはキツイが、出だしでくじけた分先頭に着いていく気力がそがれ、頑張らず(れず)一昨年よりきつくない。まあその分すっかり置いて行かれてるのだが。
やがて下りになり、桝水を過ぎてさらに下る。先の落車のネガティブイメージがあり、今日は万一にもここで転けるわけにはいかないので、少し自重(データを見たら一昨年の最高速78km/h強だったのに対し、今回は72km/h弱だった)。
今日の設定は、心拍HR160程度をリミットにすること。一昨年はswdさんと前後しながら走ったので、多分これより高強度だった。しかし今年は知り合いと競ることもなかったので、この強度を割と正確に守りながら淡々と走れる。御机を過ぎて、つづら折れの連続に差し掛かっても、その後の直線上りでも同様に。このあたりでラ王と姫を抜く。
ほぼダメージや疲れ感を感じることなしに鏡ヶ成CPに到着。先着のY本さん、o-tkaさん、リーゾメンバーの姿も見える。
バナナ・梅干し・大山おこわを食べ、水とどら焼きを持って再スタート。
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少しだけ前にスタートされたswdさんの後ろ姿を追いながら、さほど長くない上りをクリア。まだ今シーズン乗り込んでいないswdさんはぼちぼち行かれると言うことで前に出て下る。この辺は(前にも書いたけど)さんざんオートバイで峠を攻めた区間なので、やばそうなコーナーの位置は全て頭に入っていてしっかり走れる。しかしやはり今年はもれなく5%引きくらいのペースで我慢。
途中でY本さんは抜いたが、同じくらいに先発したはずのスピードスターo-tkaさんに追いつくはずもない。気持ちいいペースで地蔵峠をクリア。程なく右折して表大山に抜ける道を下る。ここのコーナーもリズムが楽しい。
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下って1車線舗装林道に左折してからはダラダラ上り。思えばパンターニM上さんと知り合ったのも一昨年のこのイベント。その時はおしゃべりしながらここを上ったっけ?と思い出しつつ、やはりその時よりちょっと遅いペースで上っていく。
ときおり前から下がってくる人を抜きながら(自分より速い最終グループの人はスタート時点で前に行ってるから、抜いていく人はほとんどいないのよ)、やがて道はアップダウンに。
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少し長く下ってからは左折して船上山に向かう上りに。と、途中で前にH原くんの姿が!こんなトコに居ないでずっと前に行ってるはずなのに?と思って追いついたところで声を掛けると、落車したとのこと。でもチーム鳥取ジャージを破っていないのはエライ!
といっても打撲はあるみたいでキツそう。とりあえず第2CPまで先に行って待つことに。
ここでやっとH本さんに追いつく。
補給をする間にH原くんも到着したが、ここでやめるか走りきるかちょっと考えて見るということで。
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リスタート後はしばらくアップダウンが続いた後、2車線に合流し、ここからはまたダラダラ上り。少し前にo-tkaさんの姿を発見し、追うことを支えに踏ん張る。踏ん張るといいつつ心拍はあまり上げてないけど・・。一息坂峠までの上りはジミに効く。それでもこの辺りでo-tkaさんに追いつき、先行して第3CPに着く。ここはもう補給の必要がないので通過チェックだけで先へ進む。
係員の方の姿が見え、そこを左折するといよいよ最期の関門・4kmの平均10%坂だ。
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ここまで温存していた心拍を開放し、心拍計は見ないで進む。ここでのリミッターは足。上り始めてほどなく顔を出した足のウニウニ感をダンシングやけり出しペダリングでごまかしながら進む。足はときおり攣りかけるが、それでも一昨年よりは楽。そしてほぼ出発前の設定通り、残り1kmを切った辺りで攣り感が本格化してくる。もてる引き出しを利用しながら、攣りが本格化しないように抑え、なおかつペースの低下を最小限に抑えて進む。でもこの最期はいやらしく、ゴール手前700m〜300mの区間が一番斜度がキツイ。速度は落ちて行くのに心拍は上がっていき、ついにHR170台へ。それでも我慢して、なんとか攣りを本格化させずにゴール。
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ちゃんとラップ管理をしていなかったのでゴールタイムは不明だが、多分3時間40分ちょっと。と言うことは一昨年の10分落ちくらい。メーター上の走行時間は3時間30分ちょっと。アップ3km。イベント83km。
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豚汁を食べながら残る仲間のゴールを待つ。Y本さんにはまた差を詰められた感じ。あと1年で抜かれる悪寒大。H本さんとの差も小さいので以下同文。ゴール10km手前くらいでランデブーしたo-tkaさんがやけに遅いナア?と思っていたら、最期の上りで攣り掛ける度にUターンして、下りで足を戻して再度上る・・っていう苦行を繰り返していたとのこと。お疲れ様です・・というよりあと一息きつかったら自分もそうしていただろう。おっと、心配されたH原くんも無事自走ゴール。大変でした。ikt監督にご苦労様を告げられつつゼッケンを外して貰う。gozaru主将にも終盤励ましてもらったし。
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ゴール後は豚汁を頂き、落ち着いたところで皆で新設された豪円温泉へ向かう。ここの湯船には泉源そのままのぬるい湯船(推定38℃あたり?)があり、のぼせる心配が無いのでみんなでゆっくり浸かりながら今日を反芻。ぬるい風呂はダメージを受けた足の筋肉にも優しい。最期に暖かい湯船で仕上げて極楽タイム終了。出たところでできたて豆腐を食べる。まず筋肉ダメージ補修のタンパク補給は必須だからね。
その後は皆さんに別れを告げて帰途につく。途中赤崎の新設道の駅で休憩。土産にふろしき饅頭を買い、あとは白兎で解散。
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hayashiさんは最小限ストップでさすがの速さ。そしてマルコさんもなにげに速い。大きく水を空けられて他のメンバー達。
タイムは上記のように一昨年より頑張っていない体感とはほぼ一致している。だがこれではダメだよなあ。6月のサイマラでは、設定心拍を3拍(たった3、されど3なのだよ)上げてみよう。それで攣り終わりしなければ万々歳だ。
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みなさん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
ちょっと暑いといえばそうだった部分もあったけど、おおむね走りやすい気候に恵まれたいいイベントでしたね。
hayashiさん、往復の運転、ありがとうございました。
H原くん、今夜から明朝あたり打撲がイタイと思うけど、頭強打(自虐ネタだよん)に比べれば屁でもないのでぐあんばれ。
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帰着してからはまずF浜に寄り青クリートを調達。
洗濯物とかを片してからは、タールにまみれたクリートを外し(ちょうど交換時期まで減っていてよかった)、シューズとペダルにこびりつくタールをディグリーザーを駆使して除去し、キレイに復活。
疲れた所に余分な作業は堪えるんんだよねー、といいつつ、あまり疲れを感じていないのは、やはり強度をコントロールしすぎたせいか?