運がいいのか?というタイトル予定だった

今日はいつもどおり休日。
年に一度は行っている「一人蒜山詣で」に行くのは今日しかない!と、8時頃リアクトで出発。
曇っているためかそう寒くないが、晴れていないので走っていての爽快感にはちょっと欠ける。
風は北東風で斜め追い風で快調。コブでも強度を上げすぎないようにアジャストして淡々と進む。
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鳥短坂を下りきったところで左折。住宅街を走る旧道を選んで進む。信号待ちが無いので快適。
と思いつつ走っていると、いきなり前輪から「バイーン」という過去4度くらい聞いたことのある音が・・・。
ハイ、スポーク切れです。シャマルのアルミ扁平スポークが中程からポッキリ。シャマル、信頼していたのにーー。
スポーク数が少ないので、もちろんリムはしっかり振れ、ブレーキを全開放にしてもシュータッチ。
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こんなこともあろうかと、ニップルレンチ入りの携帯工具を積んでいた・・のだが、マビック用のギザギザバージョンはついていても、シャマルの幅広アルミ六角ニップルに合うサイズはついていない・・・ノォォォォーー!
一瞬途方に暮れていると、散歩途中らしいおじさまが声を掛けてくれて、「大丈夫だか?パンクかあ?ポンプとかなら家にあるで」と。
「パンクじゃないんですが、かくかくしかじかで、モンキーレンチがもしあれば貸していただけると大変助かるのですが」と答える。すると「家はすぐ近くなので、取ってきちゃる」とありがたいお言葉。
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携帯工具のチェン切り部分で、扁平スポークの供回りを抑えながら、モンキーでなんとかニップルを回す。
折れたスポークの両脇を緩めて、やっとこさシュータッチが無いレベルまで調整。おじさまに何度もお礼を言ってから走り始める。
さすがにそのままで先へ進むのはコワイので、残念ながら帰途に着く。おそるおそる走るが、結構平気で、かなり意識しないと前輪が振れていることは判らない。
最初のうちは下りはゆっくりだったが、けっきょく魚見台下りでは50km/hくらいで。でも全然大丈夫。
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復路はもちろん向かい風基調なので、まったくスピードは出ない。
まあ仕方なくそのままほどほどで進む。それでも意外に足にヘタリがきつつ帰着。
92km、Ave28.1km/h
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この件、運が悪いのかというとそうでなない!(きっぱり)
まず、スポークは切れるものなので、切れたこと自体は全く運が悪いわけではない。
まず、リカバリ不能な山の中や人家の無い海岸線ではなく、住宅街で起こったのがラッキーだったってこと。しかもすぐに親切な方が現れたのは大ラッキー。俺ってツイてる!!
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帰宅し、フクハマでスポークの注文をオネガイしてから帰宅。
シャワーを浴び、昼食を済ませてから、普段なら「絶対に行かない」スタバに向かう。
おいら珈琲はコンビニので充分。ちょっと変わった味がするからといって3倍以上出してスタバに行くのは意味が無いと思っているから。なのになぜかというと、最近、鳥取版マグカップ(地元陶芸窯謹製)が発売されたとのことで、息子が買っておいて欲しいーーっていうから仕方なく。
で、店に入って列に並ぶとその10秒後・・・・ん、揺れてる?ああ、揺れてる。結構揺れてる。ってやばいんじゃない!?
おいらの前に並んでたヒトはもれなく店外に走るが、なぜか自分はその場に立ちつくす。
幸いほどなく収まって、2分後には会計を済ませて店を出る。
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大丈夫だとは思うが、まずは心配な実家の母を訪ね無事を確認。
その前後に子ども達から安否を問うラインも入る。仕事中の妻から電話も。職場も大きな混乱は無い模様。
とりあえず親族郎党に被害は無かった模様。湯梨浜に住む親戚一家も無事だが、余震を恐れて鳥取市の実家に避難してきたとのこと。
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そう言えば今朝、思い立って、ずっと片付けずにいた自宅のテーブル上の自分の私物をキレイにかたづけたし、
禁を破ってスタバ行ったし、
地震は普段やらないことを2つもやってしまった俺のせい!?
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でもある意味もう一つ運が良かったのは、スポークが折れずに予定通り蒜山に行っていたら、丁度帰りの倉吉あたりで地震にあったであろうこと。そしたら、鳥取市に帰るまでにそこから1時間半くらいかかるので、たぶんあたふたしたと思う。
「人間万事最奥が馬」っていうけど、ほんとうにそうだなあ。何が幸運となるか不運となるかわからない。
あいかわらず自分は運がいいと信じ切っている脳天気野郎ですいません・・。
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だが、大きな人的被害は無いとニュースで聞きつつも、中部在住のチャリ仲間の安否も心配。
kikohshiさんやtype-rordyさん、gozaruさんとか大丈夫かなあ?