千種ヒルクライム・初参戦

昨日はIDIOMで普段着通勤しめて18km。
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今日は表題のイベント。貴重な日曜以外開催イベントなので、迷わず参戦。
ロングコース+ショートコース(ロングの後半の斜度が大きい区間のみを走る)の2本の合計タイムで競うAクラスとロングコース1本のみのBクラス、どちらにするかで迷ったが、ヒーハーした後2本目に臨む自分の姿が想像できずBクラスエントリー。
他に参戦する知り合いは、トラのA井さん、hayashiさん・・の予定だったが、hayashiさんは急用でDNSとのこと。残念。
現地でやはりトラのK崎さん発見!ちょっと久しぶりにお会いできてうれしい。A井さんもK崎さんもAクラスエントリー。男だねぇ。
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少し時間を戻して出発から。1時間ちょっと掛かるだろうと思っていたら50分強で受付会場=千種スキー場に着いた。思ったより近い。すぐにA井夫妻(奥様もよく存じ上げているのです)も到着。
鳥取の天気は怪しかったが、山に向かうほど天気は良くなり、しっかり日差しもある。だがさすがに寒く、着いた頃の気温は3℃!くらいとのこと。
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受付を済ませ、ローラーにマシンをセットしアップ開始。10分ほど漕ぐとしっかり暖かくなり、じんわりと汗も。
そのあたりで今度は実走アップに切り替えて、ゴールまでの1km余りを登っておく。
今回のコース、受付のあるスキー場付近がゴール手前1.2km。ゴール前1kmからの600mは10%の直登。競っている場合はここが勝負のキモになりそうだし、自分への挑戦という意味では、ここをしっかり踏める力をギリギリで残しておきたい。
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と、実走アップに出たA井さんがすぐに帰ってくる?なんとパンクとのこと。スタート地点まで下るための招集まであと10分弱。少しばかりお手伝いして、無事ギリギリで修理は間に合った。
下りで冷えないようにしっかり着込んで下る。日差しもあるので体が冷え切るほどにはならずにスタート地点へ。
最後の軽量化を済ませてスタートを待っていると・・・主催の小野さんが「スラムの扱い判るヒトいますか〜」とアナウンス。
で、行ってみるとe-tapのコンポを入れている方がフロントディレラーをインナー側にしたとき、リヤのロー側4枚くらいでチェーンとディレラーの羽根が干渉していてなんとかならないか?というトラブルだった。
残念ながら電コンポの調整の知識は全く無いので、ゴメンナサイと辞する。
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さてスタート(決戦ジャージは粉練ジャージに長袖インナーとニーウオーマー)。コースは5km地点までの平均勾配が2.5%で「登り」とは言えない。なので当然ロードレースのように集団走となる。
最初は割とスロースペース。前に出たくなるが、これは多分足が温まるまで、前を牽く方々がアジャストして走っているから。ヒャッハーとイキナリ上げてしまわないのはさすが。落ち着いていてクレバー。
程なく温まったのか「そう、このぐらいになるよなあ」と納得できるペースになる。
しばらくは集団中頃でエコノミーに努める。
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コースを事前分析したとおり、左折して集落内に入り、5km地点の郵便局を過ぎたあたりで勾配が上がる。ここからの7km余りの平均勾配は7.1%。そして集団はタテに伸び、やがて分裂。
おいらの坂力では先頭集団に残れるはずもなく、ペースが落ち着いた頃には第2集団(それより先が見えないので第3集団だったかも)から30mくらい離されて単独走。
同じく第2集団からこぼれて落ちてくる人を目標にしつつ、基本は心拍計の値を168〜170に保ちながらイーブンペースで進む。終盤に差し掛かるまでに落ちてきた人を3人抜いたが、その間に上がってきた人3人(うち1人はMTB)に抜かれた。
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残り4kmを切って、ジリジリ詰めてやっと追いついた赤ジャージの方と黒ジャージの方と前後しながら進む。
視界が開けて少し向かい風が続く区間に自分が先頭で差し掛かる。このまま牽ききっては美味しくないと、意識的にペースを緩める。すると思惑通り黒ジャージの方が前に出るが、その様子はダッシュ気味、しかも後ろを振り返りながら進路を変えて・・。
あれれ、ツキイチに入れないようにして振り切るつもりですかい!
ここまで同じくらいの位置で来て相手と力が拮抗していると判断できる中、まだゴール前でもないのにその動きをしても自分が消耗するだけでは?
ムリに追わずにイーブンペースを保つ(というか、上げる余裕は無いの)と、ほどなくペースが落ちたその方に追いつき追い抜くことができた。
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次に赤ジャージの方が前に出て牽いてくれるが、そのまま向かい風区間をツキっぱなしってのはズルいので、声を掛けて先頭交代し、区間後半を担当。
そこを過ぎるといよいよスキー場の建物が見えてきて残り2kmを切ったあたり。
あとはもう踏ん張るだけなので、心拍リミットを少し上げて172あたりまで。そのまま10%区間に入り、強度を保つ。喉が少ししんどくなるが、10%区間を終えたら残り400mは緩斜面。
でも最後に抜かれたらサミシイので、最後は緩めず回しきってゴール。
ラップボタンを押し忘れ、少しして押すと41分。どうやら40分台中盤らしい。
事前の目論見では40分をギリ切れるか切れないか?という予想だったが、公式タイム40分28秒で目標達成ならず。
すぐ後ろの選手とは3秒差だった!
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実は前夜、体重計に乗ったときの値は・・・ノォーーーーな値が表示された(四捨五入したら0.08tになる値)。
最近の不摂生の結果なので、何も言い訳できない。
ヒルクラ計算機に72kgとぶち込んだときに、自分のFTP値でギリ40分切りという答えが出たので。まあこの体重ならば、しっかり計算通り。
ゴール後ぶっ倒れるまでの追い込みはできなかったが、調子と当日のコンディショニング自体は良かったと思う。
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すぐに下って、これで本日終了のおいらはさっさと着替える。
なんか物足りないので、普段着のまま近くをうろうろ走ってダウン走をしておく。
2本目を応援して帰ろうと、ゴール付近にゆっくり上っていると、A井奥様と、女子Bクラス優勝の方がそろって歩いて登っている。
合流して10%坂の終わりで応援することにして、選手達が上がってくるのを待つ。
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ほどなくトップ選手が見えてくる。自分の感覚だと10%を登っているとは思えない勢いで登って来られる。
スムーズなダンシングで呼吸もさほど乱れていない。さすが!
しばらくしてA井さん、K崎さんも目の前を通過。しっかり応援する。
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後は駐車場でお二人に声を掛けて、Aクラスの終了を待たずに現地を後にする。
A井ご夫妻さん、K崎さん、お疲れ様でした。
主催の小野さんをはじめスタッフの方々、今日も楽しませていただいてありがとうございました。
アップ・ダウン・移動・レース込み込みで39km。
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帰宅すると昼過ぎ。
家にあるもので簡単に昼飯を済ませて、実家に向かいがてら若桜街道を歩行者天国にして開催されている「木のまつり」をぶらつく。おっと、すでに出演を終えたサックス奏者=門くんと出会う。ちょうど演奏の時通り雨に遭ったそう。大変でした。
その後、かなり久しぶりにK光さんとばったり。うれしい!
10年位前にK光さん親子&kumaさん&おいらで出た中山サーキットの耐久が、そしてそのころよく一緒に走ったことが思い出される。
またkumaさんと一緒に一度飲みましょう!と約束して別れる。
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さてまだ時間は早い。そしてそんなに疲れ切った感じもしない。となれば・・
こんなこともあろうかと洗濯を待っておいておいた粉練ジャージに再び身を包んで、今度はリアクトで出発。
レースで血管が開いたのか、しっかり目に踏んでも乳酸が溜まる感じが薄い。なのでソリア下くらいの強度を多めに入れながら、河原船岡郡家と進む。郡家駅前昇竜軒でトリカラ3本を仕入れて私都街道に向かう。
岡益の返しのコブは、掛けても保ちそうな気がしたのでがんばってみて、32km/hを切らないで越える。
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あとは玉鉾ストレート、袋側土手・河川敷経由で帰着。40km、Ave30.6km/h。
しっかり走ることができたし、懐かしい方にも出会えて、いい一日だった。