チキン野郎&開眼走りって

昨日は仕事で遅めになった&疲れたので休養。
/
今日も仕事で、チャリ通勤。往路は酒ノ津坂で23km/hをキープするも、龍見で挫折。魚見台は16km/hくらいのキープがやっと。魚見台の尾根線で少し遠回りして、距離29km Ave27.8。
/
午後少しで仕事があらかた片付きそうだったので、15時から休暇を取り、職場を出発。
海風北風に押されて、鹿野周回ストレートを33-36km/h位でメディオ走で名水汲み場まで。少し流して、合流点からまた強度を少しずつ上げて、プログシオーネ気味にソリア下くらいで橋の手前のストレートに出る。また少し流して、いつもの横断歩道からスタンディングスタートで佐谷峠を登り始める。
しかし今日のおいらはチキンハート。入口までに力を使いすぎたこともあるが、樫の木橋で心が折れて退散。負け犬である。
/
泣きながら(ウソ)、向かい風の谷を駆け下る。ここも徐々に強度が上がり、下持ち開眼走りで進む。周回に戻ったところで鉄フレームのサイクリストを抜く。キレイなフレームだったような。そのまま鹿野市街の信号までプログレでもがいてゴール。ここはいちおうがんばれた。
/
迷ったが洞谷へ向かうことに。ここは短いこともあり、心の耐久性を保たせることができたので、無事ピークまでもがききる。
下って分岐を右折し、鬼入道に向かうが、もう踏めなくなってきてる。峠区間に入る頃には、気温の低下のせいだけではない寒さ感が・・・しまった!久しぶりのハンガーノックらしい。食わずに100分位、結構な強度を織り交ぜながら走っていたのに迂闊だった。力が入らず、さらに寒さが増す。よろよろといつもの3割引きくらいのスピードでいちおうピークまで行き、下って吉岡の湖南マートへ飛び込む。甘い菓子パンと甘いコーヒー牛乳を流し込みほっと一息。
湖山池西岸を回って、美萩野に入る頃には体に力が戻ってきた。あとはいつも通りのルートで、最後は追い風の河川敷をダウン気味に走って帰着。
距離72.5km Ave28.2
/
<で、開眼走りって?>
もったいぶってみたけど、「なーんだ」という内容だと思う人も多いと思うので最初にゴメンナサイ。
でも、役に立つ人もいるかもしれないのであえて書いてみる。
[きっかけ]
下りでどうもトルクをかけたペダリングが出来ないなあ・・と思ってたとき、ふと、手の力を抜くことを思い出した。で、ハンドルへの垂直荷重を抜いてみると、当然ながら傾いた上体を別の方法で支えなくてはならない。すると体幹の力で支えることになる。でもその反力は、ペダルを踏む力しかない。つまり倒れそうになる上体をペダリングによる下向きのトルクで支えるということ。
すると、ペダリングスキルに意識をなんてことをしなくても、足がどんどん下に落ちる=違和感なく回る感じになってくる。自然に腹筋に力も入るし。
またこのとき、重心位置を意識して足が落ちる方向が重力方向と一致(あくまで感覚でね)するように尻の前後位置を適正化すると、さらにバランスが良くなる感じがしてくる。
結果、これまでうまく踏めなかった下りでトルクを掛けられるようになった。
[活用]
ただし、この方法はけっこう足(特にハムと尻)と体幹(腹筋と腰)に負担がかかる。でもどのくらい負担を掛けるかは、手のハンドルへの垂直荷重の大小で調節できるので管理しやすい。
やまめの学校でいうところのお辞儀の浅い深いや重心位置を意識するってこういう感覚なのかと想像する。
つまりあまり強く踏まないときは、上体の前傾を小さくしたところで重心を決め、強く踏みたいときは前傾が大きいところで重心を決めるといったやり方。
もう一つ要点は、竹谷さんの本や雑誌記事にあったように、勾配に合わせてサドルに座る位置を変えるということ。上記のように足の落ちる方向を保とうとすると、上りでは当然前に座ることになるし、下りでは後ろ気味に座ることになる。また、下持ちか上持ちかということにも左右される(特に体の硬いおいらなんかは)。とにかく自分が「まっすぐ踏みおろしている」感を大切にして尻の位置を決める。
で、キモはハンドルの垂直荷重の大小で出力をコントロールするという意識かな?
自分は今、上り・平坦。下りとあらゆるところで使ってる。
/
ま、何かの参考になればということで。